こんばんわ!

今回は、中国ビジネスの話題でよく聞くWechatについてお話しようと思います。

Wechatってそもそも何?

中国のITビジネスに関わると必ずと言っていいほど出てくるWechat。
今更ながらこれって何なの?何ができるの?と思っている方、多いのではないでしょうか。

Wechatとは中国語で「微信(ウェイシン)」
これは簡単にいうと、日本で言う「LINE(ライン)」みたいなもの。
いわゆるチャットツールです。

Wechatのアイコンはこんな感じ。(…どことなくLINEと似ていますね。)
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ただこのWechat、2016年第1四半期時点で
月間アクティブユーザー数が7億6,200万人(*1)
さすが中国とも言える、世界最大のチャットツールと言える数字を誇っています。
ちなみに、LINEは月間アクティブユーザー数2億2,000万人(*2)以上という数字となり、
約3倍強の差をつける状態。
Wechat強い…!

提供会社はTencent(騰訊=テンセント)という中国最大級のIT企業。
Tencentは中国最大のECモール、Tmall(天猫=テンマオ)に続くJD.com(京東商城=ジンドンショウジョウ)の筆頭株主であり、
中国のIT業界を牽引する存在です。
天猫は黒猫のキャラクター、京東は子犬のキャラクターと中国国民にはとても馴染みのキャラクターです。

それでWechatでは何ができるの?

話を戻しますが、Wechatで実際何ができるの?というところが気になると思います。
Wechatの基本機能は文字・音声・写真・動画・スタンプ機能・グループチャットのほか、決済機能がついています。
一見「LINE」や「カカオトーク」の機能と同じじゃん!と思った方いるかと思います。
が、上記と異なるすごい点はその利用方法・範囲に言えるのです。

  • ”どこでも使える”決済機能
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1番のポイントと言えてしまうのが、その利用範囲。
実際に中国に住んでいなければ中々その恩恵を受けられないのが残念ですが、
中国での決済はほとんどWechatで可能です。
スーパーは勿論、レストランやバー、コンビニ、
タクシーまでもが利用OKとなっているため、本当に”どこでも使える”と言えてしまいます。
友達とのちょっとしたご飯の割り勘も、露店でタバコを買うのでもWechatがあれば即支払い。
携帯電話さえ持っていれば、現金も銀行カードも必要ないのが今の中国です。

実際、急に現金が必要になって、社内でスタッフに現金を借りようとした時も、
誰も100元すら持っていないということが…!
現金又はカードで支払う習慣が普通の日本人には、少しドキドキしてしまいます。
 
  • 中国最大のメディア機能
  記事

中国におけるインターネット利用者は7億958万人、
そのうちスマートフォンなどモバイル機器によるインターネット利用者は6億5637万人と言われています。(*3)
スマートフォン利用者全員と言っても過言でないWechatユーザーは、
Wechatを生活の一部として利用しており、情報収集もWechatで完結することが多いです。

また、ローカル企業では基本的に企業サイトを作る文化がありません。
手軽にアカウントを作れるWechatを企業サイトとして用いる文化があるため、
Wechat内に簡単にページを作れるサードパーティーも多く出ているのが特徴です。
(中国web事情に関しては、また後日詳しくお話しします。)


今の中国では、Wechatなしでの生活はもう考えられない…
それだけ、中国国民にに愛されているサービスがWechatなのです。

まだDLしたことのない方は、日本語版に比べ機能の多い中国語版を
一度試しにご利用してみてはいかがでしょうか?


Wechatの企業/メディア活用手段はまた今度お話しさせていただきます。

(*1) QuestMobile 2016年3月 調査資料
(*2) LINE 2016年10月-2017年3月媒体資料
(*3)   CNNIC 第38次中国互換網発展状況統計報告